京染会館は四条烏丸から徒歩約5分、四条西洞院 西北角にあります。
2010年に新しく竣工された地上6階の会館内には貸し事務所、会議室や展示室等があり、
屋上には四季折々に赴きのある表情を見せる「京染の庭」があります。
京染の庭と大会議室の床材には、それぞれ旧京染会館の石材やナラ材の床と大理石の巾木を使用し、
新しい京染会館にもその歴史と伝統が受け継がれています。

京染の庭は色鮮やかに染められた反物が静かに水面にたなびく様をモチーフにし、 四季折々に赴きのある表情を見せます。
京染の庭にて使用されている石材（飛石・景石・灯籠）の多くは一般財団法人 京染会 田畑理事長の庭園に使用されていたものです。京都をはじめとする地元産を中心に、現在では入手困難な貴重な石材も多く、長い年月を経た素材の風合いが赴き深い庭の表情を作り出しています。